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レゾナンスCafeVol.042「音で宇宙を巡る旅 〜北インド古典音楽ドゥルパド声楽との共振〜」開催報告

レゾナンスCafeVol.042「音で宇宙を巡る旅 〜北インド古典音楽ドゥルパド声楽との共振〜」開催報告

レゾナンスCafeVol.042「音で宇宙を巡る旅 〜北インド古典音楽ドゥルパド声楽との共振〜」開催報告

2020年11月11日(水)19:00〜BVハウスにて開催いたしました。
新コロナウィルス蔓延のため、参加人数を絞り、感染対策を施した上で開催しました。
おかげさまで満員となりました。
ご参加の皆さんありがとうございました。
当日講師のたこないあやこさんは、女性用の小柄なタンプーラを持ってきて、それを演奏しながらドゥルパドを歌ってくれました。
参加者の中にはとても感動した方がいらっしゃって、ご自分の主催する集まりでの演奏をお願いしていました。

講話の概要
インドの伝説では音から全てが生まれたと言われています。
ドゥルパドを聞いているとそんな伝説が思い出されますが、一般的には聖典ヴェーダ(BC1000〜BC500頃に編纂されたインドの宗教書)の歌唱法サーマ・ガーナが起源と言われています。
または13世紀の文献『音楽の海』に出てくるプラバンダや、その元となる舞踊経典に出てくるドゥルバーが前身であるとも思われます。
いろんな説を考え合わせ、少なくともお釈迦様の時代に都市でおこなわれていた世俗音楽までは遡ることができるのです。
「Dhrva」は「固定された・動かない」という意味、「Pada」は「言葉・詩」という意味で、夜の空で固定された北極星を表しているようです。それはつまり、インドの思想では不動の点が大切で、そこからの広がりを目指しているということ。インドの占星術はいまも天動説を採っている。それは自分があらゆることの中心で、そこを原点にすべてのことを考えていくということ。全ては、自分の意識から生まれ、広がっていく。

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