平成29年11月8日(水)にBVハウスで、レゾナンスCafe Vol.017 『カミーノ〜スペイン巡礼の報告』をおこないました。講師はカミーノ巡礼をしてきた小柳晶嗣さんでした。
30年以上勤務してきた東急エージェンシーを退職し、スペイン北部のサンティアゴ・デ・コンポステーラを目指すカミーノ巡礼をしてきました。このときの体験を撮影してきた写真とともにお話しいただきました。
笑いを交え、ゆるゆるとお話していただきました。最後に小柳さんがまとめて下さった箇条書きをご紹介いたします。
約300キロの巡礼を終えて思うこと
順礼路は、風景や人や言葉との出会いと別れの毎日で、つまり人生そのもの。
巡礼路は、楽しいときもあれば苦しいときもありの毎日で、つまり人生そのもの。
自然や風景や人との出会いや対話を通じて「自分と出会う」感覚が生まれる
「世界を見ることは自分を見ることと同じ」という感覚が生まれる
「いま生きている(生かされている)ことへの感謝と喜び」という感覚が生まれる
「世界は愛でできている。自由に創造して(生きれば)よい」という感覚が生まれる。
巡礼路には、神さまと人との関係性が前提にある。
歩いていると、導かれている、守られているという感覚が生まれる。
不安や恐れや計画を手放すとシンクロニシティが起きやすい。
直感とフットワークと柔軟性を大切にして旅を続けると楽しい。
自分を閉じずに、オープンに、笑顔で旅を続けると楽しい。
心身が停滞したら、まず休む、回復を待つ、回復したら動いてみる、試してみる。
試してみて何も起きなくてもオッケー、続ける、サインや波が来たら乗ってみる。
頭の声も大切だけど、心の声と身体の声を聴きながら旅を続ける。
もしかすると旅は、大切なことを学んで、家(自分の日常)に帰るためにしている。
家に帰っても(日常に戻っても)旅と学びは続く。
クララも20年以上前にカミーノ巡礼に行ったそうで、そのときの話をしてくれました。用意してくれたお菓子はタルタ・デ・サンティアゴというスペインガリシア地方の伝統菓子でした。
このお話の全てをYouTubeに公開いたしました。ご覧ください。