2017年3月8日にBVハウスで、レゾナンスCafe Vol.012 『クララのお菓子カフェ』を開催しました。
ボティワーカーの望月クララさんにスウィーツを作っていただき、それを堪能するというイベントでした。
望月クララさんはこのイベントの直前に瀬戸内海を回り、直島と豊島にも行き、そこのアートを見ながら、柑橘類の仕込みと、スウィーツのプランを考えてきたそうです。そのときのスライドショーも披露していただき、みんなとても満足して帰りました。
会場に入るとすでにかわいいプレートがセットしてありました。
セッティングはお手伝いに来てくれた元CAのアキちゃん。
おお、食べたいと思いつつ、クララさんがお話をはじめて、「まだかまだか」と思ってしまい、我慢できずに途中で話をさえぎって、食べはじめようとしました。
f(^-^;
さあ食べるぞと思ったら、待ったがかかり、出てきたのはニンジンジュース。これがとても甘い。ニンジンだけでよくこれだけあまくなるなぁというくらい。
そしていよいよプレートへ。
写真の上が、FBで噂になったオレンジチョコ。メニューには「瀬戸内蜜柑の身のチョコレートがけ」とあります。噛むと生のオレンジの実からジュースがジュワッと出て、それがチョコに混ざって絶品です。生のオレンジを使っているので、できてすぐに食べないと水分が飛んでしまい美味しくありません。三つあるけど、みんな一つ食べて虜になり、ふたつ食べて「あーっ、あとひとつしかない」と思い。最後の一個を食べて「終わったぁ」と思うくらい美味しかったです。その下の茶色い棒のようなのがオレンジピールチョコです。これはよくありますよね。ゴディバなんかでも定番です。でも、市販の物よりオレンジの味がしっかりとしている。さらにその下、渦巻きの物は、チーズパイです。その右の緑に楊枝が刺さっているのは、オリーブの実です。チーズパイはコショウや塩で味付けされていて、甘い物を食べたあとのお口直しにグッドです。ワインにきっと合うという意見もありました。オリーブの実も甘い物に合いますね。
トップの写真はレモンケーキ。小豆島の無農薬レモンを使ったそうです。レモンの香りがほのかに漂い、口のなかであま〜く、ほのかに酸っぱいかな?くらいのレモンの味がして、「わたしの味がお・わ・か・り、坊や」みたいなジラシ感がたまりませんでした。
甘い物を食べたあとにこれは最高。もぐもぐ食べて、もっと食べたいと思いました。残ったキッシュがあったのですが、争奪戦になりかけたところ、参加なさった皆さんが大人で、みんなで分け合うことができました。
メニューを見ると「瀬戸内の鯖のオリーブ油漬けとブラックオリーブのピタパン」とあります。中身はこうだ。
オイル漬けの鯖とオリーブとカイワレがマッチ。いい塩加減。ピタパンの噛みごこちに鯖の香りが心に沁みます。
「おいり」ってご存じですか? 僕ははじめて食べました。香川ではこれを持ってお嫁さんに行き、「まめまめしく働けるように」と食べるんだそうです。食べると口のなかでパサッと壊れてサッと溶けます。ちょっと甘いのですが、食べた感触で素敵でした。それがブランマンジェの「つるんプリン」という食感と混ざるのです。うふふ。
さて、これで終わらず、最後にお土産として「スコーン」と「フィナンシェ(オレンジピール)オリーブオイル」「オレンジピールチョコ」「愛媛産夏蜜柑」を持ち帰りました。あまりにも美味しそうだったので今朝食べて、「しまった写真を撮らなかった」と思いました。
いやぁ、最高の夜でしたよ。もし次回開催のときには来て下さいね。
ご参加下さった皆さん、ありがとうございました。